最近なまってきたので自転車で立川昭和記念公園まで行ったら、おもしろい建物に出会った。
三連休の真ん中の日曜日、中ではコンサートや写真展などいろいろイベントをやっていた。中は透明な空間で気持ち良いが、スペースをもてあましているという印象も否めない。すぐ近くには総合案内所もあるし、お金もちなのね。
屋上はこんな感じ。まわりの緑とつながっていてなんだかどこまでが建物か見分けが付かないところがおもしろい。フェンスがけっこう低くて視線がさえぎられず気持ち良いのだがこれでよく許可を通したものだと感心してしまう。公園の基準?
一番気に入ったのはこのアンピシアター。
緑の斜面にゆるい曲線のついたプレコンのユニットを置いただけというシンプルなもの。広場(ゆめひろば)を囲むおおらかな領域感をつくっている。だから何もやっていなくとも人が自然と座ったり寝っころがったりして広場を眺める。まさにジョルジュ・スーラの絵画のよう。秋晴れの気持ちの良い日曜日の午後だった。